早水桃子
Momoko Hayamizu
准教授、博士(統計科学)
- 2010年東京大学医学部医学科卒業
- 2017年総合研究大学院大学統計科学専攻博士後期課程修了
- 2017年統計数理研究所モデリング研究系助教
- 2020年より早稲田大学理工学術院専任講師
- 2022年より現職
- 専門分野:離散数学、理論生物学(特に系統学の理論研究)、計算生物学
- 主要担当科目:離散数学、生命科学のための離散数学
研究内容
生命科学分野のデータ解析に現れる離散数学の諸問題を考察し、理論の構築からアルゴリズムの設計、実用的なソフトウェア開発にわたる幅広い研究に取り組んでいます。特に重点的に進めているのは進化の道筋を解き明かす「系統学」の理論研究で、病原体の進化のプロセスの記述や解明という社会的に重要な応用があります。また計算生物学の重要な課題である1細胞の遺伝子発現データの解析手法についても精力的に研究しており、多様な専門分野の研究者や技術者と協力して、幹細胞医学・工学などに関わる共同研究開発を進めています。